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2030年万博の開催地・サウジアラビアってどんなところ?Expo 2030 リヤドについて

2025年の大阪・関西万博の次となる「EXPO 2030 リヤド(Riyadh)」。


開催地が中東のサウジアラビアと聞いて、「どんな国?」「行ってみても大丈夫なの?」と気になった人も多いはず。
この記事では、リヤドという都市の基本情報から、Expo 2030の予定をまとめました!
サウジアラビアをよく知らない人でも、未来の万博開催地の姿がイメージできるように紹介していきます!

リヤドってどんなところ?基本情報

地理・人口・都市の概要

  • リヤドはサウジアラビアの内陸部、砂漠地帯に位置する。
  • 砂漠地帯にありながらも高層ビルが立ち並び、政治・行政・経済の中枢機能を持つ都市。
  • 人口は公式には公表されておらず最新の確認できなかったものの、数百万人規模とされています。

気候・自然環境

  • 砂漠性気候で、夏の高温・乾燥は厳しい。昼夜の寒暖差も大きくなることがある。
  • 冬季は比較的穏やかな気温。降水は少ない。
  • 緑地化プロジェクトや都市内の植栽・公園づくりが、都市快適性向上のために進められているらしいという報道もあります。

都市空間・ランドマーク

  • 高層ビル群、近代都市としての雰囲気。
  • 伝統的な市場のスーク、旧市街、ナジディ建築(地域の伝統様式)なども部分的に残っており、モダンと伝統の共存が見られます。
  • アート・カルチャー面では、年間光とアートの祭典 ヌール・リヤド が開かれ、数百万人の来場者を集めています。
  • また、エンターテインメント都市化の一環として、Boulevard World というテーマパークのような施設もあります。

観光ビザは必要?

リヤド(サウジアラビア)へ旅行する際は ビザが必要 です。ただし、オンライン申請(e-visa)など比較的容易な方法が整備されています。

ポイント

サウジアラビアへの入国には、原則としてビザが必要です。

観光目的・短期滞在の場合には e-visa(電子観光ビザ) を使うことができます。

注意点・確認すべきこと

  • ビザ制度は時折変更されるため、旅行直前に サウジアラビア政府公式サイト大使館等 の最新情報を確認する必要があります。
  • 申請手続きには、パスポート情報、写真、宿泊証明、往復航空券、資金証明などが必要となることがあります。
  • 規定滞在期間を超過すると罰金や強制退去などの制裁が科される可能性があります。

おすすめのサイト

外務省のサウジアラビアのページ

サウジ観光庁のページ

検討中のビザがある!

サウジアラビア政府は、Expo 2030 来訪者向けの特別ビザ を導入する計画を発表しており、「入国手続きの簡素化や、空港から展示会場までの導線をスムーズにする制度を検討中」との報道があります。

えも
えも

これが導入されたらハードルが低くなりますね!

Expo 2030 リヤド 基本情報と開催概要

開催期間
Expo 2030 リヤドは、2030年10月1日~2031年3月31日(181日間)の開催を予定しています。

主テーマとサブテーマ
メインテーマは 「The Era of Change: Together for a Foresighted Tomorrow(変化の時代:共に見通す未来へ)」

目的

大阪万博では2500万人の来場者の見通しで作りましたが、リヤドは4000万人を目標にしているそうです。

各国・機関との協働で、技術革新や社会課題解決を議論・展示する国際プラットフォームにする。また、
サウジアラビアにとって、国際的イメージ刷新と観光誘致の起爆剤とする狙い。

また、サウジ政府が「Vision 2030」という国家プロジェクトを進めており、経済の多様化(石油依存からの脱却)、観光や文化の開放、社会制度の改革などを目標としている。

東京からリヤドまでどのくらい?いくら?

東京からリヤドまでは乗り継ぎありで片道16時間〜20時間以上(直行便があまりありません)
費用は安くて6万円台から〜20万円まで幅広くあります。

Trip.comでチケットを確認する

最後に

リヤドは砂漠の中にありながらも近代的な高層ビルが立ち並び、古い要塞や伝統文化が共存する「新旧融合の都市」です。

リまだ観光地としての知名度は高くないものの、Expo 2030(リヤド万博)に向けて都市開発が進み、
これから世界中の旅行者の注目を集めると期待されています!

今後も 新しい情報が入り次第、随時更新していきます。


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