
LCC(ローコストキャリア)は、格安航空会社とも呼ばれ、海外旅行だけでなく、国内旅行でも安く移動したいときにとても便利です。
今回は、年間を通してLCCをよく利用している筆者が、「LCCって安全?」「フルサービスの航空会社とどう違うの?」といった疑問に答えながら、LCCの魅力をわかりやすく紹介していきます。
年間10回はLCCを使う筆者が語る、格安旅行の魅力
筆者は海外旅行が好きで年間10回以上は旅行に行くのですが、LCCは手軽に安くに海外に行けることが魅力です。
もちろん、フルサービスの航空会社に比べると、座席の広さや機内サービスは控えめですが、それでも目的地に安全にしっかりと連れて行ってくれるという点では十分!
なにより、航空券が安く抑えられる分、現地での宿泊やグルメ、アクティビティにお金を回せるのが嬉しいポイントです。
LCCは危ない?
「LCCって安いけど、安全面は大丈夫なの?」という声をよく耳にします。確かに、運賃が安い分どこかでコストを削っているのでは…と不安に感じると思います。
しかし、結論から言うと、LCCもフルサービスの航空会社と同じように厳しい安全基準をクリアしたうえで運航されています!
国や地域の航空当局が定める安全基準はすべての航空会社に共通で、LCCだからといって検査が緩くなるわけではありません。
私自身これまで数十回LCCを利用していますが、危険を感じたことは一度もありませんでした。
LCC vs フルサービスキャリア - 徹底比較
どちらにもメリット・デメリットがあり、旅の目的やスタイルによって、向き不向きがあるよ!
ここでは、運賃、座席の快適さ、サービス内容、手荷物の扱い、運航の柔軟性など、さまざまな項目でLCCとフルサービスキャリアを比較し、それぞれの特徴をわかりやすく解説していきます!
LCC (格安航空会社) | フルサービスキャリア | |
---|---|---|
値段 | 安い | 高い |
機内食 | 有料のところが多い | 航空券に含まれていることがある |
座席 | 狭い | ゆとりがある |
機内持ち込み可能な重さ(手荷物) | 7kg〜12kg以内それか有料 | エコノミーで最大約23kg |
座席前のモニター | ない場合が多い | あるところが多い |
水や飲み物のサービス | ない場合が多い(有料) | あるところが多い |
空港の使用ターミナル | 第二・第三ターミナルなどサブ的な場合が多い | メインターミナルを使用することが多い |
遅延・欠航時の対応 | 限定的で振替便・補償が少ないことがある | 振替や補償対応が比較的手厚い |
マイレージサービス | ないか、あっても限定的なことが多い | 加入・加算できるプログラムが充実している |
乗り継ぎサービス | 自力で手配する必要があることが多い | 同一予約内ならスムーズな乗り継ぎが可能 |
このように、乗り継ぎサービスや最低限の機内サービスをしっかり受けたい方には、フルサービスキャリアが向いています。
一方で、乗り継ぎや手続きも自分でこなし、少し手間をかけてでも費用を抑えたいという方には、LCCがぴったりです。自分の旅のスタイルや優先したいポイントに合わせて、上手に使い分けることが大切です。
LCC利用時の注意点
LCC(格安航空会社)を利用する際には、フルサービスキャリアと違って「知らないと損する」ような注意点がいくつかあります。
1.受託手荷物・機内持ち込みの制限が厳しい
重さやサイズの制限を1kgでも超えると高めの追加料金がかかることがあります。事前に空港内にある計測機で測るのことをおすすめします。
2.機内サービスは基本的にすべて有料
水や食事、ブランケットなども有料な場合が多いです。必要なものは自身で準備しておきましょう。
夏は特に機内が寒くなることがあるよ!
3.座席指定も有料が基本
無料で自動割り当てされると、通路側・窓側・家族バラバラになる可能性も。希望があれば事前予約が安心です。
4.遅延や欠航時の対応が限定的
LCCは振替便や宿泊費の補償がない、または最低限であることが多いので、旅行保険に加入しておくと安心です。
5.キャンセル・変更不可の運賃が多い
最安値のチケットは、日時の変更や払い戻しが一切できないことがあるので、予定が確定してから購入しましょう。
LCCをさらに賢く利用するための裏ワザ
出発日・時間をずらすと安くなる
週末や連休は高くなりがちですが、平日や早朝・深夜便は比較的安いです。
しかし、早朝などは電車が動いていないため空港の近くのホテルを取るとなるとその分お金を払うことになり、本末転倒になるのでうまく調整する必要があります。
複数のLCC比較サイトで価格チェック
サイトによって値段が違う場合があるので、複数のサイトを比較して選びます。「Trip.com」や「エアトリ」などが探しやすく、最安のLCCが一目でわかります。
旅保険+クレカ特典を活用
LCCはトラブル対応がシンプルな分、保険やクレジットカードの補償が役に立ちます。無料付帯のあるカードを活用しましょう!
最後に
いかがでしたか?LCCは上手に使えば、旅の幅を広げてくれる心強い味方です。少しの知識と工夫があれば、コストを抑えつつ自分らしい快適な旅行が楽しめます。
「安いから不安」と敬遠していた方も、ぜひ一度チャレンジしてみてください。自分にぴったりの旅のスタイルが、きっと見つかるはずです。よかったら下の記事も参考にしてみてください!