
頭が痛いとき、虫に刺されたとき、乗り物酔いしたときなど、ちょっとした不調のときにサッと使える
万能オイル「白花油(パイホアヨウ)」をご存じでしょうか?
「白花油」は香港では「和興白花油」と台湾では「萬應白花油」として売られており、昔から人気のロングセラー商品です。
今回はそんな「白花油」について詳しく紹介できたらと思います!
何か参考になれば嬉しいです。
「白花油」って何?
「白花油(パイホアヨウ)」は、メントールのすっとした香りが特徴の薬用オイルです。
頭痛や肩こり、虫刺され、鼻づまり、乗り物酔いなど、日常のちょっとした不調に使える万能アイテムとして親しまれています。
ボトルの中には透明な液体が入っていて、肌に塗るとスーッと清涼感が広がり、気分までリフレッシュできるのが魅力です。
小さなガラス瓶に入ったクラシックなデザインも印象的で、手のひらサイズで鞄に常備もでき、いつでも使えます。


ちなみに写真のは20mlサイズだよ!これより小さいサイズも売ってるよ
使い方はとても簡単で、気になる部分に少量を指で塗るだけ!
頭痛のときはこめかみや首筋に、虫刺されのときは患部に、眠気覚ましや気分転換には少し香りを嗅ぐだけでも効果を感じる人が多いです。
発祥は香港!「白花油」の誕生物語
そんな「白花油」が生まれたのは、実は香港。
創始者の胡子欽氏は、西洋の薬用オイルを参考に香港で独自に改良を重ね、「白花油」を生み出しました。
(その時の名前は「萬應白花油」)
戦後には海外にも広まり、台湾にも伝わりました。台湾では初期の名称「萬應白花油」のまま親しまれ、今でも薬局やドラッグストアで定番のおみやげとして人気を集めています。
そして1935年には「和興白花油(Hoe Hin White Flower Embrocation)」として正式に商標登録され、香港を代表する家庭薬として広く知られるようになります。
発売から90年以上経った今でも、パッケージデザインはほとんど変わらず、香港では「祖母の家の香り」として懐かしむ人も多いそう。
時代を超えて愛され続けるロングセラー商品です。


どこで買える?
台湾
台湾の「萬應白花油」は緑のパッケージが特徴です、成分は和興白花油とほぼ同じです。
台湾だと薬局にあります。有名なところだと、「COSMED」や「Watsons」やその他の薬局で取り扱われていることが多いです!

香港
香港も主に薬局や空港のお土産やさんにあります!筆者は「尖沙咀」のお土産屋さんと薬局が並ぶストリートで購入しました。この辺りでは薬局が多く、本当にどこにでもあるイメージです。
使ってみた感想
実際に使ってみると、今まで試してきたオイルの中で一番爽やかでスッキリした使い心地でした。
メントールの清涼感がすっと広がって、気分までリフレッシュできるような感覚。
香りは強すぎることはないですが、刺激が強いと感じたので、
目の周りや皮膚が薄いところに塗るとスースーしすぎてピリピリするので注意が必要です。
頭痛の時にこめかみに塗ると、少し痛みが緩和されるような状態になりました。
番外編 白花油のキーホルダー?

香港の「彩虹禮巷 7-COLOUR HARBOUR」というお土産ショップで発見した白花油のキーホルダーです。もちろん中身はなくフェイクですが、一瞬本物と間違うくらいリアルにできています。
白花油が好きな方に刺さる商品だと思うので、香港に行く際チェックしてみてください!
彩虹禮巷 7-COLOUR HARBOUR
香港の有名な観光地「ミッド・レベルズ・エスカレーター」の近くにこちらのお店があります!
最後に
見た目はちょっとレトロだけど、中身はとっても優秀。
時代を超えて愛されてきた理由がわかる気がします。
台湾や香港を訪れた際は、ぜひチェックしてみてください!
また、こうした海外の「塗るとスッキリする系」の物を他にも紹介しています。
よかったら見てみてください!

