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『レ・ミゼラブル』ワールドツアー 台湾公演 本場ロンドンとの魅せ方の違い

『レ・ミゼラブル』ワールドツアー 台湾公演 本場ロンドンとの魅せ方の違い

2025年、ついにそのワールドツアー公演が台湾にも上陸しました! 筆者も実際に観劇してきたのですが、ロンドンのウエストエンド版とは少し違う魅せ方に驚きました。

この記事では、台湾公演ならではの魅力と、本場ロンドン版との違いを比較しながらご紹介します。

8月9月は日本での公演もあるので、この記事を参考にぜひワールドツアー版の「レ・ミゼラブル」の魅力をを伝えできれば嬉しいです!

この記事の内容

・台湾公演(ワールドツアー版)どんな演出だったか

・本場ロンドンとの演出の違い

・日本公演について

ワールドツアー公演の基本情報

筆者は台北の「中正紀念堂」の「台北國家戲劇院」で開催された公演を観劇してきました!

キャスト&クルーは110名以上、衣装は300点以上、さらに舞台機材は120トンを超えるという圧倒的なスケールでツアーをしているようです。

特に台北アリーナでは、最新のアリーナ向け音響システムが導入され、どの座席からもクリアで迫力ある歌声を堪能できるようになっていました。

巨大スクリーンにはキャストの表情も映し出され、コンサートのような臨場感が楽しめるのもワールドツアー公演の特徴です。

台湾公演ならではの魅力

1. Staged Concert形式

通常のミュージカル版とは異なり、今回のワールドツアーは「Staged Concert(コンサート形式)」という演出スタイル。

舞台装置はシンプルに抑えられ、キャストはマイクに向かって歌声と演技を披露してくれます。

2. 最先端の音響・照明

大規模アリーナに対応するため、最新の音響システムと400以上の照明キューが駆使されていました。特に「One Day More!」では、光と音楽が一体となり、鳥肌ものの迫力!

また、オーケストラが奥で客席から見える位置で生演奏を行なっているので、より音楽の世界に引き込まれました。

3. 国際キャストによる英語上演

出演者は多国籍で、全編英語上演。観客用に字幕が表示されるため、英語が苦手でも安心して楽しめます。歌詞を味わいながら物語に没入できる点が魅力でした。

4. アリーナならではの一体感

ロックコンサートのような熱気と、ミュージカルの感動が融合した独特の空気感。観客が一斉にスタンディングオベーションを送る光景は圧巻でした。

ロンドン版の魅力

ロンドンのウエストエンドで上演されている『レ・ミゼラブル』は、1985年の初演以来、40年近くにわたり上演が続く世界最長ロングラン・ミュージカルのひとつです。

舞台はシアター専用設計の劇場で上演され、細部まで緻密に作り込まれた演出が特徴です。

回転舞台と大掛かりなセット


ロンドン版の象徴といえるのが回転舞台。戦場の混乱や時間の流れを巧みに表現し、観客を物語に引き込みます。細かい大道具や美術も、19世紀フランスの世界を忠実に再現しています。

演劇としての没入感


舞台と客席の距離が近く、役者の細かな演技や息遣いまで感じられるのが魅力。音楽だけでなく「演劇」としての完成度が非常に高いです。

伝統を守り続ける安定感


長年にわたって洗練されてきた演出は安定感抜群。観劇すると「これぞレ・ミゼラブル!」という原点を体験できます。

実際に観劇して感じたこと

ワールドツアー版は歌と音楽に集中できる点が良かったです!また、字幕があるので、ロンドンでわからなかった表現が理解できるのも、ワールドツアー版の魅力でした。

演者は歌い終わったら後ろの階段で待機している姿が新鮮でした!あとオーケストラが見えるの個人的に本当に最高です、感動です。

そういう魅せ方もできるんだね!

ロンドン版は舞台セットも演者もダイナミックに動いてくれるので、言葉がわからなくても大体理解できるのが魅力です!

ロンドンは衣装も小道具も全部豪華で表現も素敵!さすが本場!!

「人生に一度は見たほうがいい」の上位に入るよ

安定感が感じられるのもロンドンならではです!

まとめ 舞台好き、レミゼ好きの方は行くべき!

ロンドンではロンドンの、ワールドツアー版ではワールドツアー版の魅力が見られるので、結果私はどちらも好きです!

舞台ってほんとダイレクトに心に響く感動があるのでいいですよね、細胞が揺れる感じが好きです。

今回、ワールドツアーでは日本にも上陸ということなので

この機会にぜひレミぜで感動の瞬間を味わってみてはいかがでしょうか。

公式サイト

梅田芸字術劇場

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