台湾生活

猫空の裏の山(銀河洞)からハイキングできる?【体験談】

2025-02-14

猫空の裏の山(銀河洞)からハイキングできる?【体験談】

お茶の産地として有名な猫空(マオコン)はロープウェイで行く方法がスタンダードですが、実は反対側の山からハイキングで猫空駅まで行くことも可能です今回は、登山口から猫空までの行き方や銀河洞の魅力について紹介して行きたいと思います!

この記事の内容

・銀河洞越嶺步道までのアクセスと銀河洞について

・猫空周辺の山の魅力について

猫空とは

お茶で有名な場所として知られています。山頂付近には数々のお茶カフェやレストランがあり、台湾茶そのものが楽しめる場所です。また、昼は天気がいいと猫空から台北全体が綺麗に見え、夕方から夜にかけては夜景スポットとして多くの人が訪れます。

猫空まではタクシーやバスを使って行くこともできますが、ロープウェイを使って行くのが1番便利です。MRTで動物園駅からロープウェイ乗り場まで行き、そこから約30分ほどかけて登っていくと着きます。

ハイキングで猫空へ

登山口までのアクセス

MRT「新店駅」からバスで14駅先の「中生橋頭」で下車。そこから歩いて「銀河洞越嶺步道」が見えたらそこが登山口です。

まず、筆者は「銀河洞の滝」を見に行きたかったので、銀河洞越嶺步道から東に向かって進みました。

銀河洞

整備された階段があるので、登っていくと15分くらいで銀河洞に着きます。

銀河洞の滝の写真

1914年に洞窟内に建てられたこちらのお寺もスポットとなっています。ちなみに中に入ることも可能、中は少し薄暗いので、気をつけて入ります。

銀河洞の滝の近くのお寺

この時人がまばらにいて少しホッとしました。人が全然いなかったらちょっと入る勇気なかったかもしれません笑。「嶺の上の渓流が山の崖からまっすぐに流れ落ち、滝が空中に銀河のように見える」ことから、「銀河」という名前がついたそうです。

銀河洞の滝の写真

滝の裏側に行くこともできます。やっぱり近くで見ると迫力が違いました!そしてこの上へと続く階段を上がると大きな神様のオブジェらしき物?置物?がありました。階段はそこでおしまいで、気になる方はぜひ行ってみてください。

銀河洞の滝の場所から見た景色

滝川から歩いて来た山を見ると美しい景色が広がっていました。この日は霧がかかっていましたが、天気がいいともっと奥の方までクリアに見えるかもしれません。

滝が見えたら次は猫空駅を目指します!筆者は先ほどの銀河洞越嶺步道登山口まで戻り、今度は反対側の猫空まで続く道を歩きました。Googleマップから見ても道が分かりやすく、歩きやすい歩道だったので良かったです。もちろん、そのまま山の中を歩く道もあります。

また、途中「鵝角格山」という山頂になっているところに寄り道もしましたが、結構急な勾配で、途中ロープを使って登る道もありました。筆者が登った時の山頂からの景色は霧だらけで何も見えなかったのですが、Googleマップの口コミによると、見通しが良ければ台北101も見えるみたいなので、晴れていたらチャレンジするのもいいと思います!

猫空駅に近づいていくと、整備されている道が出てきます。また、猫空にちなんだ猫の看板や、猫のオブジェなどもあちこちに置いてありますので、見つけながら歩くのも楽しいです。お茶畑が見えたら、だんだんお店が見えるようになります。

猫空駅

猫空駅

先ほどの猫の看板から1時間くらいで猫空駅に到着しました。駅周辺のお店やお土産やさんなどはたくさんの人で賑わっていて、静かなハイキングからの急なひと気に、不思議な気持ちになりました。

せっかくなので、猫空から少し離れたお茶カフェでお茶をいただきました。

晨曦茶坊のお茶

入ったお店は「晨曦茶坊」という場所です。ロープウェイからかなり離れたところまで歩きました。人も少なく、オーナーの方も優しくて静かにお茶を楽しむことができました。ハイキングで疲れた体に、温かいお茶が染み込んで本当にリラックスできて良かったです。また、飲んだお茶は持って帰れるとのこと。いいお土産ができました。

帰りはロープウェイで降りました。猫空ロープウェイは床がクリアになっているゴンドラと、一般の床のゴンドラがあるのですが、スリルを味わうためクリアになっている方を選びました!何個かに一個がクリアガラスになっているので、一般より待ちますが、浮遊感があって楽しめたのでクリアにして良かったです!

意外とスピードが速いのも驚きました

最後に

猫空周辺の山は整備されて歩きやすく、ハイキングする人も多くて何人かとすれ違いましたが、道のりは結構あるなと感じました。筆者は今回ハイキング→ロープウェイという順に楽しみましたが、中にはロープウェイ→ハイキングという順に行く人もいるみたいです。ハイキングで疲れてロープウェイで座っている時間が至福に感じたので、筆者はこの順番で良かったと思っています。

ハイキング好きな方はぜひ猫空の山をチャレンジしてみてくださいね。