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1日でマレーシアのモスク巡り!どれだけ回れる?

2024-12-06

1日でマレーシアのモスク巡り!どれだけ回れる?

マレーシアの有名モスクって1日で回りきれるの?!

こんにちは!マレーシアに行った際、「せっかくマレーシアに来たからやっぱりモスクは見たい!」ということで1日モスク巡りをしました。今回どれだけ回れたか、またモスクに行った際の注意点などをシェアできたらと思います!

この記事について

・モスクとは

・モスクに入る時の注意点

・筆者が回ったモスク

あお

慣れ親しみのない文化や宗教について知ることは、価値観や考え方が広がることに繋がるよ

モスクについて

モスクは、ムスリム(イスラム教徒)が神にお祈りをささげる為の特別な場所です。

アラビア語では「マスジド(masjid)」と呼ばれ、これは「額ずく場所」という意味を持っています。つまり、モスクは信者が神に対して敬意を表して礼拝を行うための特別な空間です。

あお

キリストはチャペルでお祈りするよね、イスラムはモスクなんだよ。

マレーシアでは国教自体がイスラム教を信仰しているので、たくさんのモスクが存在します。特にマレーシアの都心部のモスクは美しいデザインのモスクが集まっていて、観光客にも人気のスポットとなっているのです。

モスクに行く際の注意点

えも

ここからは紹介するすべてのモスク共通の注意点です!

営業時間に注意!

各モスクには営業時間が決められていて、入れる時間と入れない時間帯があります。なので事前に調べてからその時間帯を狙って逆算して行くことがベストです!

金曜日はイスラム教の合同礼拝の日なので、一般の人がモスクに入れる時間帯が少ない傾向にあります。なので特に金曜日にモスクに行くときは注意が必要です!

現地で登録が必要

モスクに入る前のQRコード登録する看板

登録と言っても難しい操作はなく、QRコードをスマホで読み込んで国、名前、人数を入力しておしまいです!数人グループの場合代表者が登録すればスムーズに進みます。現地に置かれているタブレットでも登録できるところもありますので、わからなかったら現地のスタッフに教えてもらいましょう。

服装に注意

イスラム教では女性は顔以外隠さなければなりません。なので各モスクにある貸し出されているローブを着てモスク内に入ります。男性も短パンだとローブを着なければなりません。

えも

髪の毛が長い人は髪ゴムの用意をした方がいいかもです!

また、モスク内は土足禁止ですので、靴は必ず指定の靴箱に入れます。

敬意をはらって行動する

これはどこに行く際も同じだと思いますが、「郷に入っては郷に従え」ということわざがあるように、その土地・場所のルールに従って行動することです。モスク内では神聖な場所であることを意識して行動する必要があります。写真撮影で騒いだり、変なポーズで写真を撮ったりなどをしなかったら大丈夫です!

1日で回ったモスクの紹介

えも

この日、モスクを回ろうとした時はまさかの土砂降りの雨

あお

雨の時のGrabタクシーは少し割高になるんだよね

朝から出発しようとしていたのですが雨が止むのを待って、少し遅れての出発になりました。クアラルンプール市内からタクシーで初めに向かったのは「マレーシア・イスラム美術館」です。

マレーシア・イスラム美術館

マレーシア・イスラム美術館

Googleマップ

まずモスクを訪れるには少しでもイスラム文化を学んだ方がいいかなと思い、モスクめぐりのはじめにここを選びました!マレーシア・イスラム美術館は、イスラム文化や美術に興味がある方にとって必見のスポットです。豊富なコレクションと美しい建物を楽しみながら、イスラム文化について深く学ぶことができます。

  • 設立年: 1998年12月
  • 所在地: クアラルンプール、マレーシア
  • 収蔵品数: 1万点以上のイスラム美術品や関連文献
  • 建築家: イタリア人建築家ロベルト・モンサーニによる設計

美術館には、西アジア、中国、インド、東南アジアなどから集められた多種多様なイスラム美術品が展示されていました。

えも

館内はすごく広くて、全部はまわりきることはできませんでした

営業時間9:30〜18:00まで
入場料大人20リンギット

マスジッド・ネガラ

マスジット・ネガラ

Googleマップ

マレーシア・イスラム美術館のすぐ近くにあるモスクです!外見のデザインは18角形の青い屋根が特徴で、これはイスラム教の五行とマレーシアの13の地方行政区分を象徴しているんだそうです。

  • 建設年: 1965年
  • 収容人数: 最大で15,000人

中に入る前に登録を済ませ、靴を脱いでローブを着ます。スタッフの方がチェックしてくれるので、GOサインが出たら中へ入ることができます!

えも

スタッの方はとてもフレンドリーでした!

マスジット・ネガラ内にあるアラビア文字の時計

アラビア文字の時計もなかなか見ることができないので貴重ですよね。

中は広々とした空間で、訪問する私たちが行ける範囲は決められています。中では信者の人がお祈りをしている様子が伺えました。何より清潔で綺麗で広い空間!と言う印象を受けました。壁や天井も美しいデザインが施されているので細部まで見応えがありました。

入場時間

土曜日〜木曜日9:30~12:30
15:00~18:00
金曜日15:00~18:00

プトラモスク(ピンクモスク)

プトラモスク

Googleマップ

マスジッド・ネガラから南へ少し離れたところにある、筆者が1番行きたかった「プトラモスク」通称ピンクモスクです!ピンクモスク周辺はプトラジャヤ湖や広い公園、ちょっとした出店などもあるのでゆっくりリラックしながらピンクモスクを眺めることもできます!

えも

マスジット・ネガラからGrabのタクシーを利用して行きました

  • 建設年: 1997年開始、1999年完成
  • 収容人数: 最大15,000人
  • ドームの高さ: 約50メートル

マスジッド・ネガラ同様登録をしてローブを着て、靴を脱いで入ります。モスク内はアラベスク模様や細かな装飾が施されており、特に中央のドームは圧巻です。天井や柱にも美しいデザインが施されており、訪れる人々を魅了します。

また、中のスタッフに声をかけられると一つひとつピンクモスクについての説明をしてくれることがあります。しかしそれは勧誘の目的でもあります。

えも

私たち次に行かなきゃならないところがあって、、、ごめんなさいね。説明ありがとうございました!(英語)

と言って立ち去りました。あと英語が苦手な筆者なので、半分くらいしかきき取れず、、、、申し訳ない気持ちになりました。

ピンクモスクは、美しいピンクのデザインと静かな雰囲気から人気のモスクで、やっぱり観光客の数も多い印象でした。イスラム文化や建築に興味がある方はもちろん、美しい風景を楽しみたい方にもおすすめの場所です。筆者が行った時、夕日が見えてとても綺麗なロケーションでした。マレーシアを訪れた際には、ぜひ立ち寄ってみてください!

入場時間

土曜日〜木曜日9:00~18:00
金曜日9:00~11:00
15:00~18:00

プルダナ プトラ

プルダナ プトラ

ピンクモスクのすぐ近くにある、こちらも有名な観光地プルダナ プトラですが、実はモスクではなくマレーシアの首相官邸なんですね。現在内部見学ができないようで、外から眺めて楽しみます!結構大きくて圧巻です。ピンクモスクの近く、プトラスクエアの前にありますのでぜひピンクモスクと同様に写真に収めてはいかがでしょうか。

あお

スライムみたいなウェーブが美しいよね

行けなかったモスク

最後のピンクモスクに訪れた時の時間は、もうすでに5時を過ぎていて次に移動するにも遠く、時間的に微妙な感じがして断念しました。行きたかったモスクは「スルタン・サラフディン・アブドゥル・アジズ・モスク」通称ブルーモスクです!

えも

Googleによると、車で約36分で行けるらしいんですがちょっと遠いんですよね、タクシー手配するのも時間がかかるし

あお

でも中に入らずとも、外見だけ見に行くならいいんじゃない?

そうなんです、筆者は中に入りたかったのでまた次の機会を期待して行きませんでしたが、外観だけを楽しみに行くのもありだと思います!

ブルーモスクの青いドームの直径は約51.2メートルで、世界でも最大級のものの一つです。ドームはアルミニウムと青いエナメルで覆われており、その鮮やかな色合いが特徴です。

入場時間

木曜日土曜日10:00〜13:00
14:00〜16:00
金曜日10:00〜12:00
15:00〜16:00

最後に

筆者の場合、朝から土砂降りの雨で遅く出発したことと、ミュージアムで結構長く滞在したことで時間的に回りきれなかったこともあります。また、最後のブルーモスクは外見だけ見に行く、というのでも良かったかもしれないですね。

私は、ミュージアムに行ったことである程度イスラム教について知ることができたので、そのあとにモスクに回れてよかったと思っています!また次の機会に訪れる楽しみができました。今回、この順番で回りましたが、ぜひ行きたいモスクを選んで自由に観光してみてくださいね!