
トルコで知られている青い目のようなお守り「ナザール・ボンジュウ」は、現在万博のトルコ館でも有名なお土産として売られています。
ガラスでできた綺麗な青は、邪視から守ってくれると信じられているようです。
今回はそんな「ナザール・ボンジュウ」について、効果や使い方をシェアできたらと思いますので、気になった方の参考になれば嬉しいです!
ナザール・ボンジュウとは?

トルコ語で「ナザール(nazar)」は邪視、「ボンジュウ(boncuğu)」はビーズという意味で、直訳すると「邪視のビーズ」。
古代から伝わる魔除けのお守りで、トルコの家庭やお店、車の中などあらゆるところで見かけることができます。青い目のような形が特徴で一度みると「何これ!」と、まじまじ見てしまうほど印象的です!
「魔除け」とか「お守り」とか、なんかそう言われると買っちゃうんだよね
手に入れた瞬間、無敵になるんじゃないかと期待するよね
ちなみにiPhoneでも
ちなみに、この“邪視”モチーフはトルコだけでなく世界中に広がっていて、なんとiPhoneなどのスマートフォンにも絵文字があります!
iPhoneの絵文字キーボードで「evil eye」や「nazar」また「トルコのお守り」「ナザール・ボンジュウ」と打つと、青い目の形をしたお守りの絵文字(🧿)が出てきます。
これもナザール・ボンジュウをモチーフにしたもの。SNSやLINEで気軽に使えるので、トルコ好きの間ではちょっとした遊び心としても人気です。
邪視(イービルアイ)の考え方
トルコをはじめ地中海沿岸や中東の文化には、「人の嫉妬や悪意ある視線=邪視」が不幸を招くという考え方が根強くあります。ナザール・ボンジュウは、その悪い視線を跳ね返し、持ち主を守ると信じられてきました。
青い色には「清らかさ」「保護」「幸運」という意味合いがあり、これが青い目のデザインにつながっています。
どんな効果があるとされているか

主に邪視(悪意のある視線)から守ってくれると言われており、
「持ち主や家族を守ってくれる」「災いやトラブルから遠ざけてくれる」といった魔除け・厄除けの効果があると信じられています。
割れたり落ちたりしたときは「悪いものを吸い取ってくれた証拠」と受け取られることも多く、現地の人にとってはお守り以上の意味を持っています。
使い方・飾り方
家の玄関や店舗の入り口に吊るしたり、車のバックミラーにかけたり、赤ちゃんのベビーカーに付けたりと、生活のあらゆる場面で使われます。
最近ではネックレスやブレスレット、キーホルダーなどアクセサリーとして身につける人も多く、現代風のデザインも増えています。
また、贈り物にすれば「相手の幸せや安全を願っています」という気持ちを伝えることにもつながります。
どこで買える?(万博のトルコ館も)
本場トルコでは、グランドバザールなどの市場や空港ショップで簡単に手に入ります!
日本でもトルコ雑貨店やオンラインショップで購入可能です。

2025年の万博・トルコ館では、来場記念に手に取りやすい価格のナザール・ボンジュウが並んでいて、人気のお土産になっています。
色やデザインのバリエーション
伝統的には青と白、黒の3色で構成された目玉のデザインが主流ですが、近年はカラフルなものや陶器、壁掛け時計型などインテリア向けの商品も増えています。
贈り物用にミニサイズを選んだり、自宅用に大きめを購入したりと楽しみ方もさまざまです。

さいごに
ナザール・ボンジュウは、トルコ文化を象徴する魔除けのお守り。万博で目にしたことがきっかけで興味を持つ方も多いかもしれません。
旅の思い出やプレゼント、インテリアとしても魅力的なので、ぜひお気に入りの一つを探してみてください!