
バンコクから少し離れた場所にあるピンクのガネーシャ。実はタイには、このピンクのガネーシャが2つあることをご存知でしたか?
1つは、寝転んだ姿が特徴で、他の寺院より願い事を3倍速で叶えてくれると言われている有名スポット。
もう1つは、座った姿が特徴で、観光客も少なく、静かで穴場的な場所です。
今回は、筆者が実際に両方のピンクのガネーシャを巡ってきた体験談をもとに、行き方やお祈りの仕方などをご紹介したいと思います!
ピンクのガネーシャとは
ピンクのガネーシャは、タイでは 「願いをすばやく叶えてくれる神様」 としてとても人気があります。
インドのヒンドゥー教の神様「ガネーシャ(ガネーシャ神)」が起源で、商売繁盛・学問成就・財運アップの神様として信仰されています。
タイではヒンドゥーの神様が仏教寺院の一角に祀られていることも多く、特に「ワット サマーン ラッタナーラーム」のピンクのガネーシャ像は 「願いが3倍速で叶う」と言われて有名 です。
タイではガネーシャを信仰している方が多くて、ホテルのロビーやタクシーの中に置物があったり、いろんなところで見かける機会がありました。
ピンクのガネーシャがある場所
ワット サマーン ラッタナーラーム
ワット・サマーン・ラッタナーラームはとても広く、ガネーシャ以外にも仏像やヒンドゥーの神様、巨大なナーガ像(龍)、金色の仏像、観音像など、いろいろな信仰の像が並んでいて、一度にさまざまな神様にお参りできるユニークな場所です。


この寺院の最大の特徴は、全長22メートルの横たわったピンクのガネーシャ像です。寝転んだ姿はとても珍しく、「他の寺院より願い事を3倍速で叶えてくれる」とタイ人の間で言い伝えられています。



また、ワット・サマーン・ラッタナーラームの敷地内には、屋台がずらりと並んでいて、その場で買ったタイ料理を食べられるテーブルや椅子のスペースも用意されています。
お参りの後に、観光と一緒にタイのローカルフードを楽しめるのも、この場所ならではの魅力です。



パッタイ、ガパオライス、タイラーメン、タイティーが主な人気メニューです!筆者はパッタイとタイティーをそれぞれのお店で注文しましたが、パッタイは食べ応えありのおいしさ、タイティーは甘党な筆者にドストライクな味でした!
場所
ワット プローン アーカート
先ほどご紹介したワット・サマーン・ラッタナーラームから少し離れた田園地帯にあるワット・プローン・アーカートは、座った姿のピンクのガネーシャ像が特徴です。
最近、上からピンクの塗り直しをされたそうで、さらに鮮やかで美しくなったことから、写真映えスポットとしても注目を集めています。

また、こちらは周りが田園地帯ということもあり、屋台やマーケットなどはなく、静かな雰囲気が漂っています。参拝者も比較的少なめなので、ゆっくりと落ち着いた空気の中でお参りしたい方におすすめのスポットです。


近くには大きな池があり、他の寺院も建っているので、ゆっくり散策しながら寺院の細やかな造りをじっくり眺めることができました。
また、ピンクのガネーシャ像の下には、カラフルなガネーシャ像がいくつも並んでいて、それぞれ違った姿をしているので見比べるのもとても楽しかったです。
さらに、この建物は涼しくなるように設計されているそうで、夕方に訪れても西日を直接受けず回れたのも嬉しいポイントでした!
場所
ピンクのガネーシャまで行く方法
タクシー
タイで有名なタクシーといえばGlabタクシーです!日本よりも格安でどこでも回れるのが特徴ですが、ピンクのガネーシャまで行くとなると、1時間はかかるので少し割高になります。大きいタクシーを手配して大人数で相乗りする方法もあります。
ツアーを申し込む
筆者は今回klookでツアーを利用してピンクのガネーシャ2つ回ることができました。現地の日本語ができるツアーガイドさんのもと、日本人旅行者の方7人で、大きなバンに乗っていきました。
また、このツアーはピンクのガネーシャ2つ回れるだけでなく、エメラルドの天井が特徴の「ワットパークナム」もツアーの中に入れられているので、ボリューム満点の旅となり大変良かったです!
ピンクのガネーシャを訪れる際に気をつけること
服装に気をかけること
タイのお寺では基本的に肌の露出が多い服装はNGです。これは有名寺院でもローカルな寺院でも同じルールです。
トイレ事情
タイは空港やショッピングモール中のトイレは比較的綺麗で、トイレットペーパーなども揃っていますが、中心地から離れたところにあるトイレなどは、トイレットペーパーが常備されていないことが多いです。実際、ピンクのガネーシャ近くのトイレはトイレットペーパーがありませんでした。
なので、トイレに行く際はご自身でトイレットペーパーやウェットティッシュなどを用意してトイレに行けるように準備することをお勧めします!
最後に
バンコクから少し足を延ばすだけで、こんなにユニークで特別な体験ができるのは、タイならではの魅力です。ツアーを申し込むとタクシー代よりお得な体験ができたのはとても良かったです。
ぜひ皆さんも、上記を参考にしてピンクのガネーシャを訪れ、心を込めて願い事をしてみてくださいね。