
こんにちは。今回は海外にいて急にお金が必要になった人に向けて、即効性の高い順にお金を稼ぐ方法をまとめてシェアしようと思います。
実は筆者もワーホリ中に、行くはずだった仕事先から「定員がいっぱいになったので来なくていい」と突然言われたことがあり、次の仕事が見つかるまで本当に焦った経験があります。海外あるあるですよね。
そのときに実際に試した「つなぎのお金の工面方法」や、うまくいっていた人の参考もあわせて紹介します。急な出費や予定変更で困っている方の参考になれば幸いです。
即効性が高い順にお金を稼ぐ方法
不要品・持ち物を売る
海外で急にお金が必要になったとき、いちばん手っ取り早いのが「自分の持ち物を売る」ことです。使っていない服・本・雑貨・電化製品などは、意外と現地の人や他の在住日本人に需要があります。
例えば、海外に住む日本人の掲示板では各国に住んでいる日本人と繋がることができ、物を売買することも可能です。
また、現地の中古買取店なども探して売る手もあります。フリーマーケットなどそういったイベントに参加できるなら参加するのもお勧めです!
筆者は現地の中古買取店で要らない一眼レフのカメラレンズを売ったことがあります。
「不要品販売」は一度きりの収入になりがちですが、即効性が高く、現地通貨で現金化できるメリットがあります。
現地観光ガイド
その住んでいる土地に詳しかったら、観光する日本人を案内してお金をもらうというサービスもあります。
例えば、ロコタビは無料で登録でき、旅行者からの依頼に応じて観光案内やレストラン予約の代行、通訳、空港送迎など、さまざまなサポートを提供することが可能です。
自分の得意分野(グルメ、穴場観光スポット、買い物エリアなど)をプロフィールに書いておくと依頼が入りやすく、好きな時間に仕事を受けられるのが魅力です。特に観光シーズンは需要が増えるため、現地の知識を活かした副収入源としておすすめです。
Preplyで日本語を教える
筆者がお金に困ったとき、約3か月ほどお世話になっていたのが「Preply」です。オンラインで日本語を教えて報酬を得られるサービスで、世界中の学習者とつながることができます。
初めにプロフィールを登録し、プロフィール用の動画をアップロードして審査を受ける必要がありますが、初心者の私でも3日ほどで審査が通り、日本語講師として活動を始められました。
英語で詳しい説明や文法指導ができる方なら幅広いニーズに応えられますが、私の場合はそこまで高度な指導は難しかったので、「フリートークで日本語を学びたい」という生徒さんを中心に担当していました。
また、世界のさまざまな出身の生徒さんがいたのでお話しできたのも楽しかったです!
価格は自分で設定できるのも特徴で、私はスタートしやすいように比較的安めに料金を設定していましたが、それでも継続して受講してくれる生徒さんがいて、つなぎの収入としてとても助かりました。
日本語って意外と需要があるよ!
筆者は続けるうちに、「もっといい指導をしなきゃ」とプレッシャーを勝手に感じてしまって、辞めてしまいました。
noteで有料記事を売る
即効性はあまりありませんが、読みたい人がいれば有料記事として購入してもらえる可能性があります。文章を書くのが好きだったり、海外生活のノウハウや体験談など「人の役に立つ情報」を持っている場合は、それを文章にして販売するのもひとつの手です。
すぐにまとまった収入にはなりにくいものの、記事が積み重なれば長期的な副収入源になる可能性がありますし、自分の知識や経験を活かせるというメリットがあります!
ランサーズやクラウドワークスで仕事を受ける
ライティング・翻訳・デザイン・データ入力など、パソコン1台でできる仕事を募集しているクラウドソーシングサービスです。代表的なものに「ランサーズ」や「クラウドワークス」があります。
無料で登録でき、仕事の種類や単価もさまざま。自分の得意分野に合わせて案件に応募できるので、海外にいてもインターネット環境さえあれば仕事を受けられます。
ただし、仕事を受けるには実績や評価が必要になることも多く、すぐに大きな金額を稼ぐのは難しいかもしれません。
筆者がまだパソコンのスキルがない頃、始めたては月に2000円ほどしか稼げなかったです
住み込みで働ける場所を探す
宿泊費や食費を節約しながら収入を得たい人には、住み込みで働ける場所を探すのもひとつの方法です。
海外ではゲストハウスやホステル、農場や牧場、語学学校などでは、掃除・受付・簡単な調理補助などの仕事と引き換えに「宿泊無料+食事付き+少しの給料」といった条件で働けることがあります。
宿の提供だけでお給料がないところもあるよ
「Workaway」「WWOOF」などのマッチングサイトを利用すれば、世界中のホスト情報が見つかり、条件や口コミを確認しながら応募できます。現地の掲示板やFacebookグループで募集していることも多いので、まずは検索してみると良いでしょう。
ストリートピアノやストリートギターでチップを稼ぐ
これは技術がないと難しいですが、音楽が得意な人なら、ストリートピアノやストリートギターなど、路上演奏でチップをもらうという方法もあります。
観光地や人通りの多い場所では、演奏を聴いてチップを置いてくれる人がいることも少なくありません。
ただし、国や地域によっては「バスキング(路上パフォーマンス)」に許可が必要な場合があるため、事前にルールを調べておくことが大切です。安全面にも注意しつつ、自分の好きな音楽で人を楽しませながら収入を得られる魅力的な方法です。
海外の方がチップ文化は盛り上がっている印象だよね
注意点
海外でお金を稼ぐ方法はたくさんありますが、まず大前提として「その国の法律やビザの条件に違反しないこと」がとても重要です。
観光ビザ・ワーホリビザ・学生ビザなど、ビザの種類によって就労の可否や時間数、業種の制限が異なります。
海外で日本のリモートで働く場合
多くの国では「観光ビザ」での就労(=現地企業での労働)は禁止されていますが、
「自国以外の会社からの報酬を受け取って在宅で仕事をする」場合を明確に禁止していない国もあります。
ただし「現地滞在中にリモートで働く=現地で就労」と解釈される国もあり、滞在国によってルールが違うので確認が必要です。
最後に
海外にいてもお金を稼ぐ方法はたくさんあります。実際、筆者もワーホリ中に仕事が見つかるまでの間、Preplyで日本語を教えて収入を得ていました。
ただし、国によって就労ルールやビザの条件は異なります。必ず現地の法律やビザ条件を確認し、合法的に活動できる方法を選びましょう。
もし今、海外で急にお金が必要になって困っている場合は、この記事で紹介した方法を参考に、自分に合ったやり方を探してみてくださいね。