
梅雨の時期になると、台湾でも日本と同じように紫陽花が咲き始めます。
日本では街を歩いていると道端や庭先など、いたるところで紫陽花を目にすることができますが、台湾では山間部に咲いていることが多いのが特徴です。そのため、ハイキングを楽しみながら紫陽花を見に行く人が多い印象です。
今回は、そんな台湾の紫陽花園に行ってきましたので、ご紹介します!
台北で紫陽花が咲いている場所
台湾華語では紫陽花のことを「繡球花 xiù qiú huā」と言います。台北では陽明山というハイキングコースで有名な山の中咲いていることが多く、台北から陽明山まではMRTとバスを使って登山口まで行くことが一般的です。
台湾の紫陽花畑の特徴
日本で紫陽花を見るのと違って、台湾の紫陽花畑は入園料がかかります。個人で紫陽花園を管理している人にお金をわたす感じです。ざっと150元が妥当だと思います。
その代わり紫陽花畑はとても広く、たくさんの紫陽花を一気に見ることができるので写真映えもします。中には、カフェも併設されている所もあり、座ってゆっくり紫陽花を眺めながめて堪能することも可能です。
支払いは現金のみです
満開の時期は?
台湾は日本より少し早く梅雨入りするため、紫陽花(繡球花)の見頃も日本よりやや早めです。筆者が2025年に調べたところ、満開の時期は6月22日ごろという情報が多く見られました。
ちょうどその日は日曜日だったので実際に行ってみたのですが、少し枯れ始めていて、「1週間ほど遅かったかな」という印象でした。
その週は大雨と暑い日が交互に続いていたので、暑さで花が早く傷んでしまったのかもしれません。
この経験から、台北の紫陽花を一番きれいに楽しむなら、6月の第1週〜第2週ごろがベストではないかと感じています。
「曹家花田香」の紫陽花園まで行ってきた!

アクセスの仕方
赤色Lineの「石牌」駅からバス(S8)で「竹子湖」まで1時間弱でつきます!
山道に入ると道がくねくねしているので、車酔いする人は酔い止め必須です!
「竹子湖」は山に囲まれた自然豊かな場所ですが、トイレやカフェも整備されていて安心して過ごすことができます。

料金
「曹家花田香」の紫陽花園の入場料は150元でした
この券と引き換え+50元でドリンクを注文することも出来ました!
営業時間
8:00〜18:00 (月曜日〜日曜日)

筆者が行った際は少し枯れ気味になっていましたが、元気な紫陽花もありました。
中には、オーナーの方が作っているものの販売や、ドライフラワー、雑貨などがありました。
なんと浴衣をレンタルして撮影することも可能です!



この日、晴れていたので何人かの方が浴衣を着て紫陽花園を回っている姿を見かけましたが、浴衣と紫陽花の雰囲気がマッチしていて綺麗でした。
きっと素敵な写真が撮れるんだろうな〜
筆者は暑くてトライする気になれませんでしたが、余裕があればチャレンジしてみたいです!

オーナーの方がきれいな紫陽花を選んでピックアップし、ブーケにして並べてくれていました。このブーケは撮影用に使っていいとのこと。
自由に借りることができて、手に持ったまま紫陽花園を散策することができます。しかも無料でレンタルできるのが嬉しいポイントです。
最後に
今回は、台北でも紫陽花を楽しめるスポットをご紹介しました。
日本のように街中で気軽に見られるわけではなく、山の方まで足を運ばないと出会えないのが台湾の紫陽花の特徴です。でも、その分わざわざ見に行く価値は十分にあります!
筆者が訪れたときは少し時期が遅かったのですが、それでもまだきれいに咲いている紫陽花を楽しむことができました。
梅雨の時期は雨でハイキングが難しい日もありますが、慎重に歩けば雨に濡れていっそうみずみずしい紫陽花が見られるはずです。
この記事を参考にぜひ台北の山で咲く繡球花を楽しんでみてください!