イギリス 海外

イギリスにボルダリングジムってあるの?

2022-10-02

こんにちは!イギリスにもボルダリングジムはあります!室内でたくさん運動できるボルダリングは人気のスポーツです!

しかし、ロンドンのボルダリングジムを利用する際に気をつけなければならないことがいくつかありますので是非この記事を参考に、イギリスでのボルダリングを楽しんでいきましょう。

はじめに

日本では「ボルダリングジム」と呼びますが、イギリスでは「climing gym」と呼ぶ方が主流です。なので、Googleマップでボルダリングジムを検索したい際は、「climbing gym」と検索する方がいっぱい出てきます。

また、基本的にはシューズを貸してくれるジムが多いですので、動きやすい服装(靴下は絶対)と、お金さえ持っていれば、手ぶらで行っても大丈夫です!しかし、チョークを貸してくれるジムは、筆者が行ったジムの中で一つもありませんでした。

なので、必要な方は買うか、自分のチョークを持っていくことをおすすめします。

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そして、イギリスのボルダリングジムの特徴は、カフェとボルダリング用品のお店が併用しているところが多いことです。

その点は筆者もおどろきでした。ジムの中で、コーヒーやサンドイッチなどちょっとした軽食を頼めますし、シューズやチョーク、そのジムのオリジナルTシャツなども売っている事も多いので、その場で購入する事ができます。

なんなら一日中ジムで過ごせちゃいます!

注意する事がいっぱい?!

イギリスのボルダリングジムを初めて利用する際は、こんな感じのタッチパネルにて登録を行います。

これは、どのジムも共通です。名前や、住所、電話番号、また、緊急の時の連絡先やその人の名前、ジムについて理解したかのクエスチョンに答えて最後にサインをします。

また、タッチパネルで最初にジムの使い方の動画を見なければならないところもありますので、よく見て理解しましょう。

ここで注意しなければならないのが、クエスチョンに正しく答えられないとジムを利用する事ができないことです。

例えば、「クライミングは危険を伴うスポーツであることを理解していますか?」「何かスタッフに質問がありますか?」などです。

この場合、「クライミングは危険を伴うスポーツなのを理解していますか?」→「はい」「何かスタッフに質問がありますか?」→「いいえ」が正解です。

スタッフに質問がある場合、それを聞いて、理解して、もう一度登録しなければなならなかった事がありますので、「質問はありますか?」のクエスチョンが出たら、いいえと押しましょう。

受付編

また、タッチパネルでは自己のプロフィールのみを入力して、受付で、ボルダリングについてのクエスチョンに応えなければならないジムもあります。

例えば①「あなたがクライミングをしているとき、ホールドが緩んでいました。あなたはどうしますか?」や、

②「あなたが上まで行って、降りるときに気をつけることは何ですか?」などです。

いかがでしようか、応えられるでしょうか。ボルダリングの経験がないと少しハードルが高いですよね。正解は、①「無理に登らず、スタッフに伝える」②「下に人がいないかを確認する」です。

これはほんの一例で、他にも何個か質問があります。あるジムでは、写真を見せられて「これのどこが間違っていますか?」と言う質問もありました。なので自信のない方は、イギリスのボルダリングジムに行く際は日本で軽く経験しておくか、ジムの経験者と一緒に行くことで安心できるかもしれません。

あなたはどこに行きたい?

ここからはロンドンのボルダリングジムを紹介していきます。

Mile End Climbing Wall

Googleマップはこちら

MlieEnd駅から徒歩15分歩いた先にあります。こちらのジムは部屋の種類も多く何時間でも楽しむことができます。天井までルートがついているモンキールームや、ハーネスをつけて高いところまで登ることができる部屋もあります。また、トレーニングジムもあり、意識高い人には打ってつけのジムです。もちろん初心者のルートもあるので初心者の方も楽しむことができます。

Bethwall Green Climbing Centre

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Bethwall Green駅から徒歩5分にあるジムです。ここのジムは系列が多く、ロンドンに同じ会社のジムがいくつかあります。ボルダリングの部屋も多く清潔で使いやすいです。店員さんもフレンドリーでわからないことも丁寧に教えてくれました!人も少なく、広いジムなのでゆっくり登りたい方はこちらのジムをお勧めします!こちらで事前登録が可能です。もちろん、お店でも登録する事もできます。

RavensWall Climbing Centre

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先ほど紹介した、Bethwall Green Climbing Centreと同じ系列のジムです。なので登録が済んでいたらスムーズに中に入る事ができます。こちらのジムも中が広く、部屋数が多くて過ごしやすいジムです。また、ムーンボードが置いてあります。筆者の感覚ですが、日本人が利用している率が少し高めだと感じます。Hammersmith駅から約15分ほどにあります。Hammersmith駅周辺も栄えていて、ジム帰りにお買い物したり、カフェで休んだりすることができて立地がいいです。

Yonder

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Blackhouse Road駅から徒歩10分ほど歩いたところにあります。登った先に滑り台があり、滑って降りられるのが特徴。とても楽しいジムです!子どもが登られるスペースもあり、休みの日はファミリー層が高めです。オフィススペースや、筋トレスペース、カフェも充実しています。また、ムーンボードも置いてあります。ルートもそれなりに面白く、筆者もとてもお世話になっているお気に入りのジムです。

Arch Climbing Wall

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構造的に、昔舞台だったところをリノベーションしてボルダリングジムにしたようなジムです。2階、3階と上がるにはホールに行き、大きな階段を上がっていきます。見晴らしがよく面白いです。全面にマットが敷き詰められているので安全性が抜群です!ルートは少し難しい所だと感じました。しかし、初心者コースも設置されていて、子どもも楽しく登っていたので、充分に楽しむ事ができます。

The Climbing Hangar London

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ジムの中は狭いですが、ルートが面白く何度も挑戦しようと思えるジムです。また、ムーンボードが置いてあります。筋トレスペースには体に負荷をかけるものが多く、お客さんもストイックな方が多いと感じました。もちろん初心者も楽しむ事ができます。こちらのジムは、子どもが少なく一人で黙々と登りたい方にお勧めです!

最後に

いかがでしたでしょうか。日本と比べてどのボルダリングジムも個性的で、面白いところがたくさんあります。ロンドンのボルダリングジムはアジアのボルダリングジムと比べて、ルート一つひとつが少し遠めに設定されている気がします。(ヨーロッパの人の平均身長が高いため)なので、ゴールになかなか辿り着けないこともしばしばあります。しかし、その分筋肉をよく使ったり、よく考えたりするので、とても鍛えられます。上記のジムを参考にしてボルダリングをぜひ楽しんでください。