海外送金が手軽に行えるWiseカード。このWiseカードは台湾でも使えるのか?疑問に持つ方は多いと思います。
なぜなら、Wiseカードアプリには台湾元での残高サポートがなく、国際送金や両替えができないからです。
しかし、全く使えないというわけではありません。
ここでは、筆者の体験も踏まえて台湾でのWiseカードの使い方や注意点などを記していきたいと思います。
1.はじめに 使えるのか使えないのか
結論から言いますと、台湾でWiseカードを使うことはできます。デビットカードとしても使えますし、ATMで日本円から台湾元を引き出すこともできます。
また、冒頭でお伝えした通り、そもそも台湾元がアプリ内にないため、他の国(例えばアメリカ)のようにアプリ内での海外送金や両替えはできません。
それを踏まえた上でデビットカードとして使う際や、ATMで台湾元を引き出す際の注意点も併せて説明していきます。
注意
Wiseカードを入手したてで、Wiseカードを海外で使う場合、台湾に限らず一度日本で決済できるか、引き出せるか等
試してから海外で使うことを強くお勧めします。
Wiseにまだ登録されていない方はこちらから登録できます。↓
2.デビットカードとして使う方法
ここでの説明は前提として、Wiseカードに日本円が入っているとします。
Wiseカードはmastercardですので、ご自身のWiseカード内にお金があれば、mastercardが使えるお店で決済することができます。
どこのお店でも使えるカードが大体表示されていますので、お店の壁やレジの横などにmastercardの表示があれば問題なく使えます。
なお、Wiseに入っている日本円はその時台湾元のレートで決済されます。
例えばレートが1元4.5円だった時に100元のものを買うとします。
Wiseのカードで決済すると日本円分450円が決済されるということです。
3.wiseからATMを使ってお金を引き出す方法
まず、台湾でWiseカードからATMで現金を引き出す場合、1000元単位(約4600円)でしか引き出せません。
1000元以下の現金引き出しは難しいので、あらかじめWiseカードには4600円以上のお金が入っていることがお金が入っていることが望ましいです。
もし、これ以下の金額で下ろそうとすると残高不足で下ろすことができません。
今現在円安ですし、レートの変動があるので余裕を持って5000円あれば十分だと思います。
では、早速説明していきたいと思います!
筆者が下ろすときにいつも使っているATMは國泰世華銀ってところです。駅構内やファミリーマート、台北の街中でも見つけることができます。
緑の木が目印です!
機械によって画面のデザインが違うと思いますが(たまに古い機会がありますが)はじめは大体この画面だと思います。
始める際、どのボタンを押す必要はありません。
青く光っているところにWiseカードを差し込んだら開始されます。
カードが入ったら、こちらの画面になるのでWiseカードを使う際のPin4桁を入力します。
そしたら次の画面で左上の「卡片帳戶」を押します。
次に金額を入力します。
何度も言いますが、1000元以上からでないと引き出せないので注意しましょう。500元、100元ずつは不可です。
ここでは、1000元出したいとしてと入力します。
その後下記の画面のように、質問があります。
これは、「1000元は100元ずつ(10枚)欲しいですか?」それとも、「1000元札で欲しいですか?」の意味なのでyesかnoどちらか選びましょう。
こちらの画面が出てきたら成功です!お金を受け取ることができます。
あとは、カードと現金を受け取れば終わりです。比較的簡単な操作だと思います。
もし、エラーでこの画面が出て来ない場合次の例が考えられます。
・残高不足
・そもそもATMの中のお金が足りていない状況
筆者は何度かありますこの場合、機械を変えて別の場所などで操作することをお勧めします。
【2024年8月3日追記】
桃園空港にいくつかある兆豐銀行「Mega Bank(メガバンク)」のATMでもWiseカードを使って台湾元を引き出すことができました!
台北には國泰世華銀が多くありますが、登園空港に着いてまず目にするのは兆豐銀行の方だと思いますので、空港で換金しちゃいたいという方はこちらを利用することをお勧めします。
最後に
このようにWiseカードは台湾でも利用可能で、デビットカードとしても使うことができます。
ただし、アプリ内に台湾元がないため、海外送金や両替はできません。しかし、日本円がWiseカードに入っている場合は、Mastercardとして機能し、台湾の一般的なATMで台湾元を引き出すことも可能です。
利用前に日本で試してみることをお勧めし、利便性を確認した上で安心して海外で利用しましょう。